脚の付け根の違和感や痛み/原因と対処法

単に脚の付け根の違和感と言っても、症状は様々。


これらの症状は、痛みの原因やその影響によって異なります。


すでに違和感がある方、どのような症状となって表れていますか?
原因を探ると早期治療ができるだけでなく、根本的治療のアプローチがしやすくなります。


症状:


痛み

脚の付け根周辺やその周囲に痛みが起こります。
痛みの程度は、場合によっては軽いものから激しい痛みや鈍痛、刺すような痛みまで様々です。

 

運動に制限が生じる:

痛みや不快感により、歩行や走行、身体を動かす際に制限を感じることがあります。
特定の動作や姿勢が痛みを感じる場合もあります。


しびれ:

坐骨神経などが圧迫されることにより、脚の付け根から足にかけてしびれを感じることがあります。
このような症状は坐骨神経痛の可能性も考えられます。

 

炎症や腫れ:

筋肉の緊張や炎症により、脚の付け根周囲に腫れや赤み、熱感を伴うことがあります。


関節の不快感:

脚の付け根の近くにある関節や骨に問題がある場合、不快感や違和感を感じることがあります。


身体のバランスの変化:

骨盤の歪みや腰の問題により、身体のバランスが崩れ、歩行時や日常生活での姿勢に変化を感じることがあります。
これらの症状は、痛みの原因や状態によって異なるため、症状の出現だけでは特定することが難しい場合もあります。
しばらく 続く場合や強い症状がある場合は、すぐに医師や専門家に相談しましょう。

 


主な原因:


脚の付け根の痛みは、様々な原因によって生じることがあります。一般的な原因としては、次のようなものが挙げられます。

 

①筋肉や靭帯の問題:

 

ー股関節の筋肉の緊張: 長時間の座りや運動不足により、股関節周囲の筋肉が緊張して痛みを感じます。正しいストレッチやマッサージが有効です。

ー靭帯の損傷: 怪我によって靭帯が損傷されると、脚の付け根に痛みや不快感が現れます。

 

②骨盤や腰の問題:

 

ー骨盤の歪み:運動不足によって、骨盤が歪むことで脚の付け根に痛みが生じる姿勢があります。整骨院での治療が有効です。


③仙腸関節の問題:

 

ー仙腸関節の機能障害や炎症が脚の付け根の痛みを発症することがあります。正しい姿勢矯正や運動療法が有効です。

 

④神経の問題:

 

ー坐骨神経痛: 仙腸関節の問題によって坐骨神経が圧迫され、脚の付け根から足にかけての痛みやしびれを発症。この場合は、原因となる問題を解決する治療が必要です。

 

 

 

対処法:ご自宅で出来るケア

 

◎安静:

痛みが強い場合は、安静にして炎症を抑えることが重要です。

 

◎冷却または温熱療法:

痛んでいる部位にアイシングや温めることで痛みを軽減することができます。

 

◎ストレッチと運動:

適切なストレッチや強度調整された運動を行うことで、筋肉を柔軟に選択し、痛みを軽減できます。

 

ーヒップフレックスストレッチ:
床に仰向けに寝て、片方の膝を胸に引き寄せます。反対の脚は伸びるまで、腰から足の付け根までのストレッチを感じるようにします。

 

ーハムストリングストレッチ:
椅子に座り、片足を伸ばして床についたまま、もう一方の足を内側に曲げます。 伸ばした足の膝裏が伸びるように意識しながらストレッチします。

 

ーヒップラスト:
仰向けに寝て、膝を立てて足を床につけた状態から、骨盤を持ち上げる動作を行います。お尻の筋肉を意識して行うことが重要です。

 


◎姿勢の改善:

 

正しい姿勢や体の使い方を学び、日常生活での負担を軽減することが重要です。

これらのケアは、痛みや不調を改善し、身体の機能を回復させるために効果的です。

 

ただし、個人の状況や症状によって正しい治療法が異なるため、整骨院の専門家による診断やカウンセリングを受けることが重要です。

 

 

当院では、患者様の状態に合わせて最適な治療計画を提供し、症状の改善や予防に向けたサポートを行っています。

 


また、症状の改善に向けたアプローチとして、痛みを予防するための姿勢の改善や正しい運動の重要性と指導、日常生活での注意点なども含めた、根本的治療を行います。

 


違和感を感じたら、まずはご相談ください。